Mike Keneally Live at Astro Hall Harajuku 2/1/2008
連休の締めは、一昨日にEverybody Elseを見た原宿Astro Hallで、元フランク・ザッパ・バンドのギタリストとしても知られるSSW/マルチ・プレイヤー: マイク・ケネリーのライヴを見に行ってきました。
マイクのソロ・アルバムは4枚所有していたものの、そのどれも長いこと聴いていなかったし、1月は他のアーティストのライヴが重なったこともあり、予習も不十分だったので、楽しめるか些か不安だったのですが、全く問題なく楽しめました。
一昨日Everybody Elseを見たばかりのAstro Hall。ざっと見渡してEEの時より平均年齢15~20才は上と思われるファン層に驚き(&安堵・笑)、またイスの置かれたフロアにちょっと違和感を感じつつも、連日のスタンディング・ライヴで下半身に疲れがきていた私。自然にイスに腰かけちゃった
トータル約2時間20分のライヴ(思ったよりずっと長かった!)のうち、スタートから2/3くらいがマイクによるワンマン・ライヴ。セットリストは一応は決めてあったみたいですが、冒頭でマイクが「セットリストあるけど、この通りに演るつもりないから(スタッフが)持っているのは捨ててくれ」というように、ファンのリクエストも聴きながらフレキシブルに進められていきました。
話に聞くギター・プレイ(ネオ・アコ・ギター使用)は本当に凄まじいもので、フレットを激しく上下左右する、難易度の高いフレーズをびしばし決めながら、予想以上に声量豊かでパワフルなヴォーカルを聴かせてくれました。ギターと声だけで、これだけ幅広い表現が出来るものなのかと…。凄いのが、マイクはあの激しいギター・プレイをしながら、曲の途中でチューニングささっと直しちゃうんですよね。あれ、直してるんですよね? まさかチューニングを"変えてる"んじゃないですよね? 素人目にはこの辺が高度すぎてわからないのですが
また、前述したヴォーカルの力量も凄かったのですが、キーボード・プレイがまた素晴らしいこと
"Joe"の美しさには泣けました。左手でハンマリング、プリングでギターを弾きながら、同時に右手でキーボードを弾くという曲芸テクもライヴを通して何度も披露していましたね。ギター・ソロ・パートもしっかり再現してくれたポップな名曲"Potato"でソロ・パートを終えたあと、マイクはスペシャルゲストの4人--ホッピー神山(キーボード)、鬼怒無月(ギター)、ナスノミツル(ベース)、菅沼道昭(ドラムス)を呼び(私は、勉強不足で神山さんしか名前を知りませんでした)
エレクトリック・ギターを抱えます。第2部はこの5人のテクニシャン達によるプログレッシブなインプロビゼーション大会。曲は大まかな構成だけ決められていたようです。これは凄い迫力で、マイクの多彩なギター・ソロも堪能できてエキサイティングでした。エンディングからそのまま「Dancing」アルバムの"Live In Japan"へ繋げ、再び各メンバーのソロもフィーチュアしたインストゥルメンツへ戻ります。アンコールで出てきたマイクは、ファンのリクエストに応えてエレクトリック・ギターのソロで1曲歌ってくれましたが、残念ながら私曲名を失念してしまいました
そのマルチなプレイヤーとしての資質もさることながら、マイクはエンターティナーとしての才能も素晴らしい、真のアーティストであると実感した初ライヴでありました。これから持っていないアルバムも少しずつ揃えて、聴きこんでみようと思います。
↓CDジャケットに、名前入りでサイン貰っちゃいました

マイクのソロ・アルバムは4枚所有していたものの、そのどれも長いこと聴いていなかったし、1月は他のアーティストのライヴが重なったこともあり、予習も不十分だったので、楽しめるか些か不安だったのですが、全く問題なく楽しめました。
一昨日Everybody Elseを見たばかりのAstro Hall。ざっと見渡してEEの時より平均年齢15~20才は上と思われるファン層に驚き(&安堵・笑)、またイスの置かれたフロアにちょっと違和感を感じつつも、連日のスタンディング・ライヴで下半身に疲れがきていた私。自然にイスに腰かけちゃった

トータル約2時間20分のライヴ(思ったよりずっと長かった!)のうち、スタートから2/3くらいがマイクによるワンマン・ライヴ。セットリストは一応は決めてあったみたいですが、冒頭でマイクが「セットリストあるけど、この通りに演るつもりないから(スタッフが)持っているのは捨ててくれ」というように、ファンのリクエストも聴きながらフレキシブルに進められていきました。
話に聞くギター・プレイ(ネオ・アコ・ギター使用)は本当に凄まじいもので、フレットを激しく上下左右する、難易度の高いフレーズをびしばし決めながら、予想以上に声量豊かでパワフルなヴォーカルを聴かせてくれました。ギターと声だけで、これだけ幅広い表現が出来るものなのかと…。凄いのが、マイクはあの激しいギター・プレイをしながら、曲の途中でチューニングささっと直しちゃうんですよね。あれ、直してるんですよね? まさかチューニングを"変えてる"んじゃないですよね? 素人目にはこの辺が高度すぎてわからないのですが


エレクトリック・ギターを抱えます。第2部はこの5人のテクニシャン達によるプログレッシブなインプロビゼーション大会。曲は大まかな構成だけ決められていたようです。これは凄い迫力で、マイクの多彩なギター・ソロも堪能できてエキサイティングでした。エンディングからそのまま「Dancing」アルバムの"Live In Japan"へ繋げ、再び各メンバーのソロもフィーチュアしたインストゥルメンツへ戻ります。アンコールで出てきたマイクは、ファンのリクエストに応えてエレクトリック・ギターのソロで1曲歌ってくれましたが、残念ながら私曲名を失念してしまいました

そのマルチなプレイヤーとしての資質もさることながら、マイクはエンターティナーとしての才能も素晴らしい、真のアーティストであると実感した初ライヴでありました。これから持っていないアルバムも少しずつ揃えて、聴きこんでみようと思います。
↓CDジャケットに、名前入りでサイン貰っちゃいました


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コメント
shivaさん、こんばんは。
私、shivaさんの数列後ろでずっと見てましたので、shivaさんが盛り上がってるのがよく見えましたよ
いや~もうマイクさんは凄かったです。日本人ミュージシャンのゲストの皆さんも全員凄すぎでした。特にギターの鬼怒さんには痺れました。こんなとんでもない演奏を、こんな小さなライヴハウスで見れるなんて有難や…というか、不思議な気持になりましたが
ネット上でいくつかマイク関連の日記等を見たのですが、やはりあれはチューニング"変えてる"みたいですね。おそろしや…
そういえば、私も「Sluggo!」は最も聴いたアルバムだったので嬉しかったですが("Why Am I Your Guy?"ひとりでプレイしてあの迫力!)あと、特に気に入ったのが「今日の朝書いた」という新曲です。マイクが歌詞を見ながら歌っていた…あれ、ニューアルバムに収録してほしいな。相当時間がかかっているって本人が言ってましたが
ああ、あとやっぱりフランク・ザッパも少し聴いておかないとだめですね。恥ずかしながら、長いことロック聴いてきてF・ザッパ私ほとんど聴いてないんです
私、shivaさんの数列後ろでずっと見てましたので、shivaさんが盛り上がってるのがよく見えましたよ

いや~もうマイクさんは凄かったです。日本人ミュージシャンのゲストの皆さんも全員凄すぎでした。特にギターの鬼怒さんには痺れました。こんなとんでもない演奏を、こんな小さなライヴハウスで見れるなんて有難や…というか、不思議な気持になりましたが

そういえば、私も「Sluggo!」は最も聴いたアルバムだったので嬉しかったですが("Why Am I Your Guy?"ひとりでプレイしてあの迫力!)あと、特に気に入ったのが「今日の朝書いた」という新曲です。マイクが歌詞を見ながら歌っていた…あれ、ニューアルバムに収録してほしいな。相当時間がかかっているって本人が言ってましたが

ああ、あとやっぱりフランク・ザッパも少し聴いておかないとだめですね。恥ずかしながら、長いことロック聴いてきてF・ザッパ私ほとんど聴いてないんです


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リクエストで「Sluggo!」の曲やってくれたのは、嬉しかったです。(もともとやる曲だったかな?)「Sluggo!」は一番好きなアルバムなので。いや、まだこないだ買った2枚は聞いてないから、持っている中で、ですが。(苦笑)
ギターのチューニングって、変えてるように自分には見えました。何の曲の時だったか、下(カンペか?)見ながらいじってた時があったので。1弦を思いっきり下げた後は直してましたけど。それも凄いなーと思いつつ眺めてましたよ。
いやもうね、ギターも声も、惚れ惚れ~(ハート)でしたわ。
出来れば今度は、バンドで通して見たいですねぃ。来てくれない(呼んでくれない)かなー、特にドラムのニックさんと一緒に。
あ、ところで自分も、最後の曲何やったか忘れてしまいました。(爆)